psionPsion abp5 instruction

abp5はじめに

abp5を簡単に使えるようにインストールから初期設定、便利な機能などを解説している。あくまで小遣い帳として説明しているので、すべての機能は解説していない。

abp5インストール

abp5のZIP形式で圧縮されたを解凍する。解凍されたファイルの中に「abp5.sis」があるので、Windows, MacintoshとPsionを接続し、先ほどの「abp5.sis」をクリックして、インストールを始める。
アプリケーション自体は、Cドライブ(内蔵RAM)、Dドライブ(CompactFlash)のどちらでも良い。

abp5事前準備

Psionにabp5をインストールしたら、abp5ファイル用のフォルダを作成する。こちらはCドライブに作成することが推奨されている。これは、データの書き込みが多いためである。
Readme.txtに書かれている通り、Cドライブ直下に「abp」というフォルダを作成する。

abp5初期設定

事前準備が終わったら、Extrasをタップし、Extrasにできている「abp5」のアイコンをタップし、abp5を開始する。これ以下の解説は、すべての画面やダイアログを挙げて解説していない。必要な画面のみを挙げている。

abp5

開始直後に、上ダイアログが表示される。この説明通り、設定を開始する。

abp5

Step1:ファイル名の設定。

  • File:適当なファイル名を入力する(例:myabp)
  • Folder:事前準備で作成したフォルダを指定する
  • Disk:ドライブ

abp5

Step2:Currency(通貨)設定。デフォルトとなる通貨を設定する。

  • Currency Code:通貨単位(例:yen)
  • Description:通貨の説明(例:Japanese Yen)
abp5

Step3:アカウントの作成。この例では財布(Wallet)をまず作成している。

  • Account:アカウント名(例:Wallet)
  • Account description:アカウントの説明(例:Wallet)
  • Opening Balance:開始時の金額
    • 財布だったら今ある金額を入力する。
  • DR/CR:開始時の金額がプラスかマイナスかによって設定する
    • プラスであれば「Credit」にしておく。借金があってマイナスであれば「Debit」。
  • Currency:このアカウントの通貨単位(例:yen)
  • Quicken type:Quickenにデータをエクスポートする時のタイプ
    • この例では財布なので「Cash」。

abp5

これで、初期設定終了。簡単な使い方の解説ダイアログが出てくる。

abp5設定

初期設定が終了すれば、すぐ使えるようになる。以下の設定は必要があれば行う。

【金額の小数点以下の数字を出さないようにする】
デフォルトでは、海外通貨に設定されているので、小数点以下のセントが表示されてしまう。これを表示しないようにする設定。

1.メニュー<Tools - Preferences...>(ショートカット:Ctrl+Q)
2.[Display Options]ボタン(ショートカット:Ctrl+D)
3.[More]ボタンで次のページへ(ショートカット:Enterキー)
4.「Hide cents in display:」を「Yes」に設定する
5.[Continue]ボタンで設定
6.[Finish & Return]で設定を反映する(ショートカット:Enterキー)

【出金/入金を分けて表示する】
デフォルトで入金/出金はまとめて1列に表示される(入金はプラス、出金はマイナス表示)。これを2列に分けて表示する設定。

1.メニュー<Tools - Preferences...>(ショートカット:Ctrl+Q)
2.[Display Options]ボタン(ショートカット:Ctrl+D)
3.[More]ボタンで次のページへ(ショートカット:Enterキー)
4.「Amount in transaction screen:」を「Two columns」に設定する
5.[Continue]ボタンで設定
6.[Finish & Return]で設定を反映する(ショートカット:Enterキー)

abp5アカウントの追加

初期設定では、アカウントは1個しかないが、銀行やクレジットカードなどを追加する。
例えば、銀行のアカウントを追加する場合、以下のように行う。
1.メニュー<Acc/Cat - New account...>(ショートカット:Ctrl+A)
2.「Account:」にアカウント名を入力(例:Test Bank)
3.「Account description:」にアカウントの詳細を入力(例:Test Bank)
4.「Opening Balance:」にアカウントの初期額を入力(例:1,335,342円であれば1335342)
5.「DR/CR:」は金額がプラスであれば「Credit」、マイナスであれば「Debit」を設定
6.「Currency:」に通貨を設定(例:yen)
7.「Quicken Type:」はQuicken用の設定(例:Bank)

abp5カテゴリの追加

デフォルトでは、入金/出金に対してのカテゴリは以下のように設定されている。
  • None(カテゴリ無し)
  • Transfer(アカウント間のやり取り)

カテゴリ別の収支なども表示できるので、必要なカテゴリを追加しておく。
例えば「給料」は以下のように設定する。

1.メニュー<Acc/Cat - New category...>(ショートカット:Ctrl+C)
2.「Category name:」にカテゴリ名を入力(例:Salary)
3.「Sub-Category(optional):」は必要があれば入力
4.「Category Description:」はカテゴリの解説を入力(例:Salary)
5.「Opening balance:」には「0」を設定
6.「DR/CR:」は出金であれば「Debit」、入金であれば「Credit」(この場合、入金なので「Credit」)
7.[Enter]ボタンでカテゴリを追加する(ショートカット:Enterキー)

abp5便利な機能など

【ReconciledとUnreconciled】
日々の入力をしていく時に、各入力の「Status:」に「Reconciled」か「Unreconciled」が設定できる。
例えば、銀行からお金を引き出した時には、「Unreconciled」を設定しておき、後で通帳を見ながら一致してれば「Reconciled」に設定する。
  • 「Reconciled」にする場合、入力したデータを選択し[r]キーを押す
  • 「Unreconciled」にする場合、入力したデータを選択し[u]キーを押す

【Transferカテゴリ】
銀行から財布にお金を引き出した場合、以下のように入力すると双方のアカウントが更新され、収支が合うようになる。以下の例は、銀行(Test Bankアカウント)から1万円を引き出し財布(Walletアカウント)に入れた場合を、Walletアカウント上で入力した場合。

1.Walletアカウントに移動する
2.[Space]キーで新規トランザクションを追加
3.「DR/CR」は財布に入金するので「Credit」を選択
4.「Category:」で「Transfer」を選択
5.[Enter]ボタンでダイアログが表示される(ショートカット:Enterキー)
6.「Account:」で出金するアカウントを選択(例:Test Bank)
7.「Status:」はTest Bankアカウントでのステータスを選択(例:Unreconciled)

【現在のカテゴリごとの収支を表示】
すべてのアカウントでカテゴリごとの収支を表示する。

1.メニュー<View - Account Balances>(ショートカット:Ctrl+B)
2.カテゴリごとの収支が表示される
3.[Space]キーで次ページ
4.[Enter]キーで終了

【アカウント内で特定のカテゴリのみを表示】
今月は何にいくら使ったのかなどを調べる時に、前述のカテゴリごとの収支でも分かるが、詳細な内容を見たい時にはこの機能を使う。

1.メニュー<Find - Find...>(ショートカット:Ctrl+F)
2.「Search by:」で「Category(main)」を選択
3.「Accounts:」で表示したいアカウントを選択
4.[Continue]ボタンで次のダイアログへ(ショートカット:Enterキー)
5.「Category:」でカテゴリを選択
6.[Countiue]ボタンで表示(ショートカット:Enterキー)
7.[Esc]キーで元の表示に戻る

【ファイルを分割する】
日々の入力をしていくと、どうしてもファイルが大きくなってしまう。その場合、日付によりファイルを分割することができる。

1.メニュー<File - Split files...>(ショートカット:Shift+Ctrl+F)
2.「File」に分割するファイル名を入力
3.「Folder」にファイルを作成するフォルダを指定
4.「Disk」にファイルを作成するドライブを指定
5.[Countiue]ボタン次のダイアログ(ショートカット:Enterキー)
6.「Split date:」で分割する日を設定(例:2000年4月1日より前を分割する場合、2000/04/01)
7.「Transactions to archive:」で分割するステータスを選択(例:全部分割する場合「All」、「Reconciled」のみを分割する場合「Reconciled only」を選択)
8.「Reset category opening balances to zero:」は分割した際のカテゴリバランスを0にする場合「Yes」にする
9.[Continue]ボタンでファイルを分割する(ショートカット:Enterキー)